大学受験の文句は俺に言え!!

医学部受験コンサルタントの卵が、医学部受験についての情報を発信.

小論文苦手な医学部受験生が、受験当日までにやっておきたい事

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この度、「医学部受験の文句は俺に言え」さんにご協力頂きました。

大学受験のコンサルを手伝っている伊藤と申します。

大学受験、もう時間がないと焦っている方も多いと思います。

思わず、スマホを触ってしまう。。。

そんなスマホ中毒の受験生にオススメしたいサービスがあります。

スマホを見てもいいんです。

今の時代、スマホで勉強が出来る時代なんです。

人間の集中力は、1時間前後しか持たないと言われています。

受験生にとって大事なのは、飽きないように色んな勉強法を回していくこと。

過去問→単語帳→苦手科目→暗記物。

しかし机の上でないと、なかなか勉強が捗らないなんて受験生も。

でもトイレの中、帰りの電車の中、歯を磨いている間など

ライバルの受験生と差をつけるには、このサービスがぴったりだと思います。

【受験サプリ】動画授業で苦手を克服

最後まで諦めないで、とりあえずやってみる。やり続けましょう。

それでは失礼しました。

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医学部入試は、各教科の総合的な高いレベルの学力が求められます。

それに加えて、二次試験などでは小論文や面接が課されている大学もあります。

昔、小論文対策のサポートでかなり苦労した子がいたので、その時の事を紹介しながら小論文対策について書きます。

医学部志望の公立高校に通うA君の話

医学部受験のサポートを始めた頃の話を紹介します。僕がサポートしていた医学部受験生の友人のA君が、センター試験後に僕のところに来ました。そのA君は、僕のところに次のような相談をしにきました。

A君「小論文全然書き方わからないんですけど、攻略法教えて下さい。」

彼は、予備校などには通わずに高校の授業と、自分で買った参考書で受験勉強をしていました。受験の相談は、高校の進路相談の先生にしていたらしいのですが、先生から「センター試験までは、ひたすらセンター対策だけしてれば良い」と言われていたらしいのです。後に彼の高校を調べると、お世辞にも進学校とは言えず、医学部を目指す生徒は、おそらく皆無に近いものでした。進路相談の先生も、医学部志望のA君に適切なアドバイスをする事が出来なかったのです。

半年小論文の練習をした子と、全くしてこなかったA君

A君が持ってきた志望校の過去問の小論文を、見せてもらいました。僕は正直に「これはひどいね」と彼に伝えました。すると、目を真っ赤にしてA君は「今年、医学部合格出来ないと、絶対ダメなんです」と声を震わせました。A君は、高校3年間本当に良く勉強しており、医学部合格に必要な学力は申し分ありませんでした。どうにかA君の力になりたかったので、僕はサポートしているA君の友達と一緒に、毎日2時間小論文の対策をさせました。とにかく数をこなす事が大事だと思ったので、出来る限りの時間を小論文に充てさせました。

A君用の超短期型小論文対策プログラムを作成

僕はA君のサポートをすると決めた後、すぐに医学部の知り合い全員に連絡を取りました。知り合い全員に、医学部試験に出そうな小論文のテーマを1つずつ考えてもらいました。全部で、20個の小論文のテーマが集まりました。志望校の過去問と、傾向の似た大学のテーマを20個ピックアップし、全部で40本の小論文を書かせる事にしました。

A君が小論文に割ける時間は、1日2時間。受験当日までは、残り一か月を切っていました。僕も大学の課題がありましたが、睡眠時間を削って彼らのサポートに力を注ぎました。

プログラム概要
  • 1日2時間、2テーマの小論文を書かせて、その場で添削。
  • 1テーマ20分で小論文を書かせる。
  • 文字数制限はなく、なるべく長く書くように指示。
  • 時間内で、必ず結論まで書き終える事。
  • 添削後には、添削内容を踏まえて、自分の小論文を要約する。

かなりの荒療治でしたが、このプログラムを20日間行いました。受験直前の頃には、見違えるように小論文をスラスラ書けるようになり、はじめて会った時に持ってきた小学生の読書感想文レベルの小論文と同じ人間が書いたとはとても思えませんでした。

A君の第一志望校受験の結果は、見事合格。

3月に入り、サポートをしていた高校生たちから合格のお知らせが、届くようになりました。国公立前期の合格発表日、A君から携帯に着信がありました。正直なところ、五分五分だなと思っていたので、恐る恐る電話に出ると、明るい声で「受かりましたー」と嬉しい知らせをくれました。聞くと、僕が知り合いから集めた小論文テーマと似た内容のテーマで、小論文の出題があったようです。目の下にクマを作りながら、彼と小論文対策をしていたので、気を遣って合格発表まで連絡は控えてくれていたようです。

まとめ「小論文対策に裏技なんてねーから!!」

A君の場合は、出題されたテーマが良かったですが、基本大学受験の小論文対策に裏技や攻略法はありません。何回も小論文を書き、添削を受ける。これの繰り返しを、コツコツする事が重要です。もちろん、医学部の小論文などは大学によっては専門性が高いテーマが出題されたりするので、きちんと情報収集をして、対策するのが良いです。自分の志望する大学、学部の小論文の出題傾向を把握しておきましょう。普段から、文章を書く時に起承転結を意識するだけでも、意外と小論文の力はつきますよ。